
- 東洋・西洋の両面の性格を持つ日本として、軍事力や経済力を背景として現状変更を試みる覇権主義国に対抗し、世界の調整役を務める大番頭国家をめざします。
- 日米同盟を基軸としながらも、自主的で積極的な外交と総合安全保障体制の構築を推進し、戦争の心配のない北東・東アジア地域をつくります。
- 専守防衛の基本姿勢を堅持しつつ、厳しい国際情勢を踏まえ国防関連分野(宇宙・サイバー・量子技術など含む)の研究・開発に必要な予算を確保します。
- ただし、GDP比2%という数字ありきの防衛費増額ではなく、真に必要な装備と予算を精査し、国民の命と平和な暮らしを守る現実的外交と防衛に取り組みます。

- 人口・経済・産業が集中し、我が国の繁栄をけん引してきた太平洋側一帯は、一方で首都直下地震や南海トラフ地震、また富士山噴火などの災害リスクを抱えています。こうしたリスクを乗り越えるためにも、東京一極集中の是正と、日本海側にもう一つの国土軸「日本海ベルト」を築き上げることに全力で取り組みます。
- 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)、新庄酒田道路・石巻新庄道路などの早期完成や、羽越本線の高速化に積極的に取り組み、日本海側を縦貫する高速交通網を整備することで日本海側地域の機動性と防災力を高めるとともに、首都圏からの一方通行的な流れではなく、全国を循環するような持続可能で柔軟な国土を築き上げます。
- 「人のためのコンクリート」の視点から、豪雨災害復旧に取り組むとともに、地域の声を活かした災害に強い国土・県土づくりに取り組みます。
- 島国として閉じこもるのではなく、日本の未来を海に見出し、太平洋側と日本海側両面に開かれた海洋国家・日本をめざします。酒田港などの日本海側港湾の機能強化と利用拡大を通じて、平時には経済と交流の玄関口として、災害時には物資の輸送拠点としての役割を果たす、人と環境にやさしい未来志向の物流拠点をつくりあげます。
- また、海洋資源の持続的利用や海洋再生可能エネルギーの開発、ブルーカーボンの推進など、海洋の戦略的利用と保全を両立させる政策を加速させていきます。

- 我が国は多様な地域によって成り立っており、地域こそが日本の原動力です。東京や大都市への人口集中の流れを食い止めるとともに、地域住民に近い地方自治体が自主的な取組みを行えるよう権限や財源を可能な限り自治体に移譲させる地方分権を推進し、地域・地方が主役の国創りをめざします。
- 国会議員の政治資金の世襲を制限し、真に志と能力を持った議員で構成される国会での議論を通じて民意を政治に反映し、何も変わらない政治から脱却します。
- 人口のみを見た現在の行き過ぎた「一票の格差」論を見直し、地方の発言力が弱まらないよう選挙制度の抜本的見直しを行います。
- 国内外の環境の変化に対応し、再び活力ある日本を取り戻すために、自民党を超える政権交代可能な現実路線の政治をめざします。

- 新自由主義的な経済政策や規制緩和は、非正規雇用の増加、実質賃金の低迷を招き、格差を拡大してきました。民の懐を豊かにする政治をめざし、公正な分配を通じた分厚い中間層の復活・所得向上と個人消費の活性化によって内需主導の持続的な経済成長を推進します。
- 農業者戸別所得補償制度の復活・拡充を進め、農地の多面的機能に着目した新たな直接支払制度を構築することで、コストも意欲も再生産可能な農業環境を整えます。
- 環境に配慮した洋上風力発電やエネルギー貯蔵としての水素製造、国家戦略としての石油備蓄の強化やフュージョン(核融合)エネルギーの研究開発を通じて、資源エネルギー安全保障を確固たるものとします。特に、海洋国家として資源の偏在性のない水素や核融合技術には力を入れ、輸出産業へと育てることで世界のエネルギー問題解決にも貢献します。
- 高度に情報化した現代社会の一方で、我が国は災害大国です。関東・関西に集中したデータセンターを適切に分散し、社会のフル・ストップに備えます。
- 自動車関係諸税の二重課税解消を進めるとともに、地方の負担軽減に資する新たな税制のあり方を検討します。

- 教育は次世代への最大の投資であり、未来への恩送りです。出産・保育・高校授業料など子育て費用の無償化を通じて、子どもたちと地域の笑顔を増やします。
- 高等教育における授業料減免や給付型奨学金枠を拡充し、「生まれ」(家庭環境や地域)によって専門学校・大学等への進学機会を左右されない日本をつくり、教育格差を是正します。
- 「日本海ヘルスケアネット」をモデルとしながら、医療・福祉・介護の安心ネットワークを全国に構築し、持続可能な地域医療を確立します。
- 患者さん、利用者さんの健康だけではなく、看護師さんや介護士さんをはじめケアに携わる方々の健康と生活との両立を守る職場環境づくりに全力で取り組みます。


